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知っていましたか?こんな風にして真綿は作られる衝撃の真実! |
■練り 麻袋に繭を入れて水に浸し、繭を良くぬらしておきます。 釜に水を入れて沸騰させてから繭糸が良くほぐれるようにするための精練薬剤として重曹又は炭酸ソーダを加えます。 薬剤が良く溶けてから、袋の繭を釜に入れてフタをし、40、50分間煮ます。 |
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※練りの程度はどれくらい? 真綿は練りの程度が重要で、セリシンが3、5%程度残ったのが良い練りといわれています。 練りすぎると繭が煮崩れてだんご状になってしまいます。 適度の練りは良く煮えていて色が白く、ふんわりとふくらんだときです。 |
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■すすぎ 煮た繭をきれいな水をかけて冷やします。「すすぎすのこ」又は、「すすぎざる」に移してさらに水を注ぎ、重曹や汚物をよく洗い流したあと、繭の水を切ります。繭糸が引かないようにもつれた糸を切って繭を一個ずつはなし、「すのこ箱」に入れていきます。 |
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■延ばし 延ばしは綿状になった繭をひろげて延ばすことです。この方法によって真綿の種類が決まります。袋に似た状態に整えたものが袋真綿、四角に作り整えたものが角真綿です。 保原町で作られているのは袋真綿です。 |
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※袋真綿の延ばし たらいにきれいなぬるま湯を入れ、真綿にする繭を浮かべます。 繭1粒ごとに繭を両手でつまみ破って指先で広げて、左手の中指・薬指・小指の3指に裏返して掛けます。この動作を繰り返し順次重ねます。 真綿1枚分の繭を延ばしてから袋状の中に拳を入れて両端を広げます。幅約15cm長さ30cmまでになりましたら袋状に形を整えて水から取り出します。おりたたんで水をしぼります。 |
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もうちょっとで完成!! |
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■乾燥・束装 陰干しにして乾燥します。きれいに束装します。 その後きれいに束装して完成! すばらしい真綿です。 |
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