知って得する、おかいこさまストーリー 保原町は真綿の名産地でもあるんですよ。お蚕さまは桑の葉を食べて今日も元気です!
●真綿って?
 真綿は軽くて保温がよいことから古くから布団の中綿や夜具地の引き綿として、また加工して編み物などに用いられてきました。
 真綿の製造は繭加工の中でも簡単な工程です。

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●真綿に使用する繭
 真綿にする繭の主なものは養蚕農家で生産された繭のうち生糸の製造に適していない不良繭で、農家が製糸工場に引き渡す時に除かれたものです。
 また製糸工場でもその後の輸送や取扱いでつぶされたり、汚れたりして不良繭が生じます。これらの繭が主に真綿の原料となります。
 しかし品質のよい真綿には玉繭や正常な繭を用い、この真綿からつくったつむぎ糸が、高級な紬織物に使われています。
正繭 玉繭 出殻繭
正常な繭 2匹以上の蚕が共同して1個の繭をつくったものです。 繭の中から蛹が成虫(蛾)となり、繭から抜け出して大きな穴のあいた繭です。
汚染繭 揚り繭 その他の屑繭
死んだ蚕や蛹の体液で汚れた繭です。 繰糸段階で糸が繰れずに繰糸を中断した繭です。 繭の形が異常な繭、害虫に食べられた繭等、繰糸に適しない繭です。
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