萩姫伝説
今から約800年ほど前、南北朝時代建武の頃、京に不治の病に苦しむ萩姫という美しい姫がいました。ある日、不動明王より「都より東北方、五百本目の川岸にある霊泉に浸かれば、病は全快する」とのお告げがありました。
お告げを受けた萩姫は東北へ向けて旅立ち、道中の困難を乗越え、五百番目の川のある磐梯熱海温泉へたどりつき、湧き出るお湯で病も完治しました。
古くから磐梯熱海温泉に伝わる「萩姫伝説」。
以降、磐梯熱海は美人をつくる湯として広く認知されるようになりました。

毎年8月9日・10日には、萩姫伝説にちなんだ「萩姫まつり」が開催されます。
温泉に感謝する神事をミス萩姫などがとりおこなう温泉感謝祭と献湯祭、熱海町商工会青年部が主催する萩姫縁日のほかにも、萩姫渡御撮影会、めっけ市、萩姫万灯パレードなどいろいろな催しが行われます。
萩姫イメージキャラクター
(福島県旅館ホテル生活衛生同業組合 青年部)